給付の型および給付限度

約款より特徴のある「規定を探す」場合、二通りに分類することができます。

主約款(主な商品)に特徴を定めている会社、主約款ではなく特約(付帯、付加出来るオプション)として特徴を持たせた会社です。

医療保険は、「定期型の保険タイプ」、「終身型の保険タイプ」とこれも2種類に分別することでき、その商品が販売されています。

宣伝・広告による反響なのか、「生涯の医療保険」が主流になっています。

ただし、生涯だかといって一生保障が続くのだからといって安心するのではなく、商品の特徴を調べ、若しくは払戻金があるとかを募集人の方と相談をすることが懸命ではないでしょうか。

また、契約締結に際し、通販会社やフリーダイヤルなど掲げている会社でも問い合わせでも対応は充実した会社もありますので、「吟味、納得」をしながら契約をして頂きたいものです。

でも、ご注意ください。

問い合わせ=(イコール)営業職員にホットラインを結ぶ会社もありますので、よくよく注意をしてから保険商品と保険会社を選ぶことが肝要です。

更に、ニューチャネルとして来店型の形態を採用した保険会社及び代理店が目に付くようにもなりました。

「商品を選ぶ、そして説明を聞く、でも買うまで」はお客様への配慮ある店舗形式とする保険店舗もあるようです。

販売を主体とする店舗がある中、様々な思考を凝らしたニードセールスを彷彿させるような店内も凝った販売戦略のひとつですが、特徴あるショップ作りの店舗もあります。

例えば、お客様に対する分析・診断「コンサルティング」をパソコン駆使し、結果をその場で、提供する会社では保険料の比較なども一目瞭然に「システム化」している店舗など“至れり尽くせり”の形態もあります。

さて、遡ること昭和50年6月に保険審議会による「募集面における契約者サービスの向上に資するため、店頭販売、通信販売等新しい募集形態の拡充が図られるべき」との提言により、同年12月にセゾン生命が、グループ内の百貨店に専門の施設コーナーを設けてから20年以上が過ぎたことになります。

今、生命保険の販売形態にも対面とする販売方式が全く異なる形式により販売戦略の形式として各社各様に取り入れているようです。

さて、今回取り上げましたテーマは、「入院給付金による特徴なる約款」を抜粋して検証してみたいと思います。

○ オリックス生命 「給付の型及び入院給付限度」( 2005年11月作成 )
保険契約者は、保険契約締結の際、つぎのいずれかの給付の型を選択するものとします。

(1)一定型:1回の入院についての支払限度は、保険期間を通じて一定とします。

(2)改変型:支払限度は、第2条の規定により指定される改変日に改変します。

但し、選択された給付の型は、 相互に変更することはできません。

2.支払い限度:給付の型が改変型の場合は、次のそれぞれお支払限度とします。

 ①保険契約締結の際の責任開始の日からその直後の改変日まで ②改変日から翌改変日の前日まで ③最終の改変日から保険期間満了日まで(保険期間が終身の場合は最終の改変日以後)3.通算支払限度 4.改変日:給付の型が改変日の場合に、支払限度が改変する日として、年単位の契約応当日における被保険  者の満年齢により指定するものとします。

尚、指定した支払限度および改変日は、変更することはできません。

○ 損保ジャパンひまわり生命「特則および特約条項」(平成17年12月)
1.この特則は、入院日数が継続して31日以上90日までの入院期間の場合、入院1回につき、入院給付金日額の0.2倍を加算して30日を超える入院日額を乗じた得た金額を支払います。

2.この特則は、入院日額が継続して91日以上の入院期間の場合、入院1回につき、入院給付金日額の0.5倍を加算して90日を超える入院日額に乗じた得た金額を支払います。

3.この特約は、各保険料確定期間の満了時に生存し、かつ、その保険料確定期間において無事故に該当するときは、各保険料確定期間のつぎに到来する保険料確定期間の保険料を会社の定める方法で計算し、割引きます。

4.この特約は、増額係数確定期間において無事故に該当するときは、その増額係数確定期間のつぎに到来する増額係数確定期間の疾病入院給付金および災害入院給付金の支払額を増額係数を用いて計算し増額します。

どうでしたでしょうか?特徴ある2社の会社に焦点を当て約款による違いを紹介しました。

前者では、商品自身に特徴ある改変型と通常型を併用した約款として定めております。

一方、後者では、商品自体(主約款を)通常の医療保険には、手を加えず、特約肢として商品性に幅を持たせた内容となっています。

医療保険の特徴として一般的な要素として挙げますと、入院給付金の限度日数と1回の限度日数の豊富さ、手術給付割合での特別性、死亡保険金の不担保型、そして最近での主流での割安感を持たせ「解約払戻金の抑制型」による廉価タイプなどが目立った特徴としています。

但し、医療保険を販売する場合、注意して貰いたいことがあります。

先程、特徴とする医療保険のメリットを、よく把握して販売することです。

「安ければ、それだけ何か問題アリ」と覚悟して販売をしたほうが良いと思います。

そのなぞを解くのが「約款」です。

パンフレットには記載しきれない商品の内容・特徴・免責事項などが詳細(当たり前ですが)に定めています。

約款は、読むほどに、精読するほどに「あれ!」ということが発見できます。

だから、「約款を読むこと」これが最善の早道にもなるのです。

頑張って皆様で約款を読みましょう!

2007.4.作成

by 約款マン